羊飼いの少年とオオカミ [雑記(絵付)]
狼少年が、どんな話かというのを
確認しようと手持ち童話を確認したらペローとグリムしかなかった(笑)
イソップ童話の本は売っぱらったもしくは捨てちゃった模様。グリムもペローももうぼろぼろ状態でそろそろいい加減捨てないとかも。
ということで、
※私がうろ覚えなのを文章にしてます
(結末を言いたいだけなのでめっさ簡単にお話をさらってみる)
*** むかし むかし ***
とある村に 羊飼いの少年がおりました。
毎日 羊の番の仕事をしていましたが
退屈で、つまらなくなってしまいました。
そこで、あるいたずらを思いつきます。
少年は、大きな声で
「オオカミだ!オオカミが来たぞー!」
と、叫びました。
村の人たちは、大変だ、と駆けつけてきました。
それを見た少年は笑いました。
ウソだとわかって村の人も一安心。
しかし、少年は何度も何度も
「オオカミがきたぞ!オオカミだ!」
来る日も来る日もウソをつき続けました。
村の大人たちは何度も慌てて駆けつけてきました。
その様子を見て少年は大笑い。
そんな日々が続いたある日、本当にオオカミがやってきました。
慌てた少年は力いっぱい叫びます。
「オオカミだ!オオカミが来たぞー!」
しかし、村人はしらんぷり。
「やれやれ、今日も悪ふざけをしているな」
何度もウソをついた少年の言葉をもう誰も信じようとしませんでした。
「オオカミだよ!オオカミが来たんだよ!」
いくら叫んでも、どんなに叫んでも、誰も助けにきてくれません。
そして…
村のヒツジはオオカミにみんな食べられてしまいましたとさ。
*** お し ま い ***
私は、だいたいこんな話だったと記憶しているわけです。
ということで、「誰も助けに来ず」「村の財産である羊を全部食われた」
って終わり方を子供の頃に読み聞かされた気がする。
なんというか、少年の言葉を信じなかった村の人も損害を受けてたような…記憶が。
もうひとつ、
「村にオオカミが降りて村人が襲われた」っていうのも読んだ気がします。
少年は狼に襲われていなかったなんですよ私の中の記憶では。
そのためとある番組で紹介されてた結末を見て
え?!少年食われるの?!って思ったわけなのです。
そして、私この話は昔に読んだきりだったから
どれだっけ、正解…とおもいまして。
アンケートとってみました。
ちなみに、どれも正解だともいます。
童話って、時代とともにアレンジ加えられたり残酷さを和らげたり、
強くしたりその時代の「大人の考え」を反映したりしますからね。
*****
前記事にてアンケートに回答ありがとうございます!
回答ありがとうございました(^^)※5/31日8時現在
結果
「村が襲われる」もあるし
「少年側の何かが襲われる」ってのも多いですね。
わたしも、村が襲われるバージョンを読んだ気がするんですよ。
そういう…時代だったんだろうか??
でも確かこの話読んだ時に
何でだよ!うそつきだけが何故助かる!!と憤慨したんですよ。
村人悪くないじゃん!何だこの話!!って感じで…小学生くらいの時でしょうか。
この結末の場合ウソつかれたほうが多大なる被害被ってるじゃないですか。
なんだこれ!って思った記憶があったんですよ。
そしてこの話すっごく嫌いになった気が(笑)
その前に、ちっちゃい頃に読み聞かせてもらっていたのは
「村の羊が襲われた」だったんですが、こっちの場合は
子供ながらに、ウソついたら信用してもらえなくなるって言うのと
怖いことを言われた時にウソかもしれないけど
それでもとりあえず気をつけないととろくなことにならない
という教訓を得たような気がするんですが、こっちは納得できるじゃないですか。
少年が食われるバージョン(コレは先日はじめて知ったのですけど)だって
ウソをつきつづけたら本当のことを言っていても誰からも信じてもらえなくなる
最後は自分が痛い目を見るという教訓が伺えます。
がりさんの「大変な目にあったけど、結局は村人に助けられて反省した」
ってのもいいですよね。教訓が含まれています。
この話の教訓って
「ウソばっかりついてると
本当のことを話した時も信じてもらえない」だと思うんで。
村が襲われるバージョンの教訓がわかんない。
うそつきがあまり痛い目をみていないのがとっても納得いかない。
でも、今考えてみると、このバージョンの教訓ってこういうことでしょうか。
羊飼い=いろいろな警報
村人=誤報などを聞きなれている人達(つまり私達)
「危険だという警報は、いかなる時も注意を怠ってはいけない」って感じ。
たとえば警報が鳴っても誤報だったりいつもたいした事がないから
「今回も大丈夫だろう」とは思ってはいけない。
今回は危ないかもしれないので、最悪の状況を考えていつも行動をしよう…という。
あれです、津波や地震警報等々に慣れて油断してはいけない
…という事に繋がる教訓が含まれているのかも!!!と今思った。
しかし、少年食われるバージョンもあるのかー…(´ノ`)最近のやつかな?
いろんなバージョンありますよね童話って。
たとえばペロー童話の「灰かぶり」。
シンデレラのことですけど、私が子供の頃から家にありいまだに
手元にあるペロー童話集本(もうぼろぼろだから今度捨てようかなと思っている)だと
おねーさまがた、欲に目がくらんだ実の母に酷い事されます。
靴に合うようにとサイズ調整のためにつま先ちょん切られるしかかとちょん切られるしと。
なんだかんだでズルがばれるわけですが(そりゃ血ダラダラ出してりゃわかるよw)
そういうのも読んだしもちろん夢いっぱいな可愛いバージョンのも読んで育った私です。
故にいろいろなバージョンがいろいろごちゃごちゃになっている感が否めない(笑)
ちなみに赤い靴はトラウマ。
靴が脱げず死ぬまで踊り続けなくちゃいけなくなって
それを止めるために両足ちょん切るとかもうね…うあああって子供の頃思った。
しかも斬った足のほう踊り続けながらだどっかいくし。
詳しい内容忘れたというか、結末が衝撃過ぎて
どうしてそうなったかが記憶から抜けていますが(笑)
主人公の女の子がそこまで悪いことしてるとは
たしかどうしても思えなかったんで…なんでこうなるのこわいよぉおおってなった。
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童話の本が未だに有るのですか。
そのことの方がビックリです。
マニアに高く売れるかも~ ^^:
by vientre-dolor (2013-05-31 23:04)
今頃ですが、僕も少年が食われるパターンで記憶しております。
このパターンはおそらく年代的には古いかと・・・;
by コボ (2013-06-01 01:20)
そっか・・羊が食べられるならわかる気が・・・
何で私の記憶には男の子が食べられるっていうのが
あったんだろう・・赤い靴は覚えてます。
靴が踊りながら遠ざかって行く絵を覚えてます・・
by oko (2013-06-01 07:50)
おおかみ少年は記憶ないですが
この間TVで紹介してた赤ずきんちゃんやももたろうも
相当改変されてました
犬・サル・きじばかり
こき使ったらダメとか
鬼が島のおたからは
元の持ち主に返したとか
返さなきゃ横領になるからとか・・・
(なんじゃそりゃ的な)
by つばさ (2013-06-01 08:01)
私が知る話しは、少年が食べられる=嘘つきは信頼失いバツを受ける、パターンでした。
でも、今回のこのブログで、「どうせ嘘」と決めつけて確認しなかった村人にも少しペナルティが必要だったんのでは?と考えちゃいました。
by Onias・P (2013-06-01 09:40)
vientre-dolor さん
まぁ、あまり本(特に絵本童話ジャンル)に興味のない人は
幼少期でさようならすることが多いですもんね。
そして親になって再会とか。
私は絵本やら童話やらそういう物語が好きだというのも大きいです。
といっても中学くらいからその本は読んでなかった&保管方法も雑でよろしくなかったのでボロっボロでそういう価値は無いと思います(^^;)
私には思い出の詰まった本ですが。
本は子供の頃読んだ時の印象と大人になってからの印象って
同じ物語でも変ったりして面白いですよ。さぁ、レッツ読書!(何の宣伝だw)
コボ さん
なるほど~新しいのではなく古いのか!
「ウソをついたら罰を受ける」
っていうのに重点を置いた教育ですね。
oko さん
男の子が食べられるパターンもたぶんあるんですよ。
私は出合ったことがなかったですが。
けっこういろんなパターンというか原作改変版バシバシ出てますから。
その時代にあった教育や教訓を含んでないと
子供に読み聞かせる時にも都合悪いでしょうし(^^;)
つばさ さん
こき使うって…ええええ(゜ω゜;
そんなイメージなかったですが、そういう解釈をする人もいるのか。
私は、一食一飯の恩に義理堅い犬猿雉なイメージがありました。
日本のいいところだと思うんですけどね、そういう心意気。
原作と変った時点であれですね同人誌みたいなもんですよね。
だから1作品だけ読むのではなく何パターンか読み比べて
自分の好きな話を見つけていくという楽しみ方もできますね♪
Onias・P さん
私が知ってるというか記憶しているパターンとしては
信じなかった村人も何らかの損害を受けていましたが
ウソだろう~と思ってもちょっと確認する手間くらいは
危ない事の場合はやったほうがいいという教訓もありますよね。
あと、子供を退屈させるとろくなことにならないとかw
by 月夜 (2013-06-02 01:49)